介護予防とは?何をすれば「予防」になるのか

介護の窓口 編集部最終更新 2026-08-22

体操をすることだと思われがちですが、それは4本の柱の1本にすぎません。抜けやすいのは、むしろ残りの3本のほうです。

4つの柱

介護予防の中身
中身
体を動かす歩く、立ち座り、筋力とバランスの運動
食べるたんぱく質を切らさない。体重を落とさない
口を保つ歯と入れ歯の手入れ、かむ力・飲み込む力
人と関わる週に何回か外に出る。役割を持つ

抜けやすいのは「食べる」と「人と関わる」です。 体操には通うのに、食事が細くなっていることには誰も気づいていない。そういう形で崩れていくことが少なくありません。

悪くなってからでも意味がある

介護予防は、要介護になる前だけの話ではありません。すでに要介護の認定を受けている人にとっても、いまの状態を保つことが介護予防です。 できることを取り上げてしまう手助けは、その逆に働きます。

時間がかかっても自分で着替える、洗い物をする、洗濯物をたたむ。手を出しすぎないことが支援になる場面があります。ここは家族が悩むところなので、ケアマネジャーや理学療法士に線引きを相談してください。

受け皿は市区町村にある

介護保険のサービスに当たらない段階でも、市区町村の総合事業や、住民が運営する通いの場があります。体操教室、サロン、食事会、送迎付きの集まりなど、名前も中身も地域によって違います。

基本チェックリストで事業対象者になれば、要介護認定を受けていなくても使えるものがあります。入口は地域包括支援センターです。

「まだ元気だから必要ない」と言われることが多いところです。元気なうちに通い始めた人のほうが続きます。 弱ってから初めての場所へ行くのは、体よりも気持ちのほうが重くなります。
何から始めればいいですか。
外に出る用事を週に何回か作ることからで十分です。運動そのものより、外出の回数が減っていないかが手がかりになります。買い物、通院、集まりのどれでも構いません。
本人が家から出たがりません。
理由を確かめてください。足が痛い、失禁が心配、耳が遠くて会話が苦痛、といった具体的な理由が隠れていることがあります。理由が分かれば手当てができ、それを取り除くほうが説得より早いことがあります。

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