デイサービスの選び方!見学で見るべき10のポイント

介護の窓口 編集部最終更新 2026-08-21

デイサービスは、同じ名前でも中身がまるで違います。本人が「行きたくない」と言うかどうかは、施設選びでほとんど決まります。見学のときに次の10点を見てください。

1. 通っている人の顔ぶれ

いちばん大事な点です。本人と年齢・状態・雰囲気が近い人がいるかを見てください。要介護5の人ばかりの中に要介護1の人が入ると居場所がなく、その逆もつらくなります。

男性の割合も見ておきます。男性が1人か2人しかいない施設は、男性にとって居づらいことがあります。

2. 入浴の形

  • 大浴場か、個浴(一人ずつ入る風呂)か
  • 機械浴(座ったまま・寝たまま入れる浴槽)があるか
  • 同性の職員が介助してくれるか
  • 髪を乾かすところまでしてもらえるか
「人前で裸になりたくない」という理由で通うのをやめる人は少なくありません。個浴のある施設なら続くことがあります。

3. 1日の過ごし方

午後の時間割を見せてもらってください。テレビを見ているだけの施設と、運動・手作業・外出などが組まれている施設があります。どちらが良いかは本人の好み次第です。

4. 機能訓練の中身

聞くこと見るところ
機能訓練指導員はどんな資格の方ですか理学療法士・作業療法士・看護師・柔道整復師など
一人ずつの計画はありますか全員同じ体操だけで終わっていないか
どんな機器がありますか手すり・平行棒・自転車型の機器など
家でやることを教えてもらえますか通う日以外の時間まで見ているか

5. 食事

  • 施設で作っているか、外部から運ぶか
  • 刻み食・とろみ・減塩など、体に合わせた形にできるか
  • 食事代はいくらか
  • 食べ残しが多いときに気づいて知らせてくれるか

6. 送迎

自宅が送迎の範囲に入っているかを最初に確かめます。併せて、車に乗るまでの介助(玄関から車まで)をどこまでしてもらえるか、車内でどれくらいの時間座ることになるか(遠回りのコースだと1時間近くかかることがあります)も聞いてください。

7. 職員の人数と落ち着き

見学のときに、職員が走り回っていないか、利用者に声をかけながら動いているかを見てください。人手が足りない施設は、どれだけ理念が立派でも回りません。

8. においと音

玄関を入ったときのにおいと、フロアの音の大きさは、その施設の手の入り方をよく表します。テレビと音楽と職員の声が同時に鳴っている場所は、耳の遠い人にはつらい環境です。

9. 家族への報告

  • 連絡帳があるか。書かれている内容は具体的か
  • 体調の変化に気づいたとき、誰にいつ連絡が来るか
  • 写真や様子を見せてもらえるか

10. やめたいときにやめられるか

契約期間の縛りや、退所時の費用を確かめておきます。「合わなければ替えればいい」と思える状態で始めるほうが、気持ちが楽になります。

見学は本人と一緒に、できれば昼どきに

昼食の時間に見学すると、食事の質・職員の関わり方・利用者の表情が一度に見えます。本人を連れて行き、帰りに「どうだった」と聞いてください。本人が選んだ形にすると、通い始めてからの抵抗が減ります。

大きい施設と小さい施設のどちらがいいですか。
大人数がにぎやかで楽しいという人と、10人程度の小規模(地域密着型通所介護)のほうが落ち着くという人に分かれます。人見知りの傾向があるなら小規模から試してください。
複数の施設に通えますか。
通えます。月曜と木曜は機能訓練中心の施設、土曜はにぎやかな施設、という組み方をしている人もいます。
見学のときに何を持って行けばいいですか。
介護保険証と、聞きたいことを書いた紙です。その場では思い出せなくなるので、書いて持って行ってください。

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