デイケア(通所リハビリ)とは?デイサービスとの違いと費用

介護の窓口 編集部最終更新 2026-08-21

退院したあと、リハビリをどう続けるか。病院のリハビリには期限があり、いつかは終わります。その先を引き受けるのが通所リハビリテーションです。

通所リハビリテーションとは

「デイケア」とも呼ばれます。病院・診療所・介護老人保健施設へ日中通い、医師の指示にもとづいて理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリハビリを受けます。

通う時間は1時間から2時間の短いものから、入浴と昼食を含む6時間から8時間のものまであります。短時間型はリハビリだけを目的にした形です。

デイサービスとの違い

通所リハビリ(デイケア)通所介護(デイサービス)
医師いる(指示を出す)いない
リハビリの専門職必ずいる機能訓練指導員がいる(職種はさまざま)
場所病院・診療所・老健独立した事業所が多い
主な目的機能の回復・維持入浴・食事・交流・生活の張り
費用やや高いやや安い
入浴ある施設とない施設があるほとんどの施設にある

線引きは「医師がいるかどうか」です。医師が状態を診てリハビリの内容を決めるため、手術のあとや脳卒中のあとなど、回復の見込みがある時期に向いています。

費用の目安(1割負担・通常規模・6時間以上7時間未満)

要介護度1回あたりの目安
要介護1約760円
要介護2約900円
要介護3約1,040円
要介護4約1,210円
要介護5約1,370円
1単位を10円として計算した目安です。事業所の規模・体制、お住まいの地域によって変わります。食事代とおむつ代は介護保険の対象外で、この金額とは別にかかります。正確な金額は事業所にご確認ください。 リハビリの体制に応じた加算が付くため、実際はこれより高くなります。

向いている場面

  • 脳卒中や骨折のあとで、まだ回復の余地がある
  • 病院のリハビリが終わったが、続けたい
  • 飲み込みが悪くなってきた(言語聴覚士のいる施設)
  • 転びやすくなり、歩き方を見てもらいたい
  • 医師に定期的に診てもらいながら運動したい
状態が落ち着き、維持が目的になってきたら、デイサービスへ移るほうが費用も抑えられ、過ごし方の幅も広がります。ずっとデイケアでなければいけないわけではありません。

使い始めるまで

  1. ケアマネジャーに希望を伝える
  2. 主治医の意見をもらう(かかりつけ医でも、通う施設の医師でもよい)
  3. 見学し、リハビリの内容と時間を確かめる
  4. 契約し、利用開始
  5. おおむね3か月ごとに医師が見直す
デイサービスと両方に通えますか。
通えます。月・木はデイケアでリハビリ、土はデイサービスで入浴と交流、という組み方もできます。月の上限額の範囲で調整します。
要支援でも通えますか。
通えます。「介護予防通所リハビリテーション」となり、費用は月ごとの定額になります。
短時間型と長時間型のどちらがいいですか。
リハビリだけが目的で、家で過ごせるなら短時間型。入浴や昼食も頼みたい、家族が日中手を離したいなら長時間型が向きます。

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