デイケアの選び方!リハビリの中身と続け方を見きわめる

介護の窓口 編集部最終更新 2026-08-21

デイケアで確かめるべきは「何分、誰が、何をしてくれるか」の3つです。通っているのにリハビリの時間が10分だけ、という施設も現実にあります。

1. 一人あたりのリハビリの時間

「1回20分を2回」なのか「集団体操だけ」なのかで中身がまったく違います。見学のときに、専門職が一対一で関わる時間が何分あるかを聞いてください。

2. 担当する職種

  • 理学療法士 … 立つ・歩く・起き上がる
  • 作業療法士 … 着替え・食事・手先の動作
  • 言語聴覚士 … 話す・飲み込む

むせが増えている場合は言語聴覚士がいる施設を探してください。数が少ないため、ケアマネジャーに先に確かめてもらうのが早道です。

3. 個別の計画があるか

「リハビリテーション計画書」を見せてもらってください。目標が「機能の維持」しか書かれていない計画は、何をもって達成なのかが分かりません。「屋外を杖で200m歩く」のように具体的に書かれている施設を選んでください。

4. 医師がどこまで関わるか

聞くこと見るところ
医師は毎回いますか状態が変わったときにその場で相談できるか
どれくらいの頻度で診ますか3か月ごとの見直しが形だけになっていないか
かかりつけ医との連絡はありますか薬や持病の情報が共有されるか

5. 家での過ごし方まで見てくれるか

週2回のデイケアだけでは体は変わりません。家でやる運動を渡してくれるか、福祉用具や住宅改修の助言をくれるかを聞いてください。

6. 卒業の話が出るか

回復して目標に届いたら、デイサービスや地域の運動教室へ移る。そう言ってくれる施設は、リハビリを仕事として考えています。「ずっと通ってください」しか言わない施設は、その時点でリハビリではなく通いの場になっています。

7. 通いやすさ

  • 送迎の範囲に入っているか
  • 車に乗っている時間はどれくらいか
  • 入浴と昼食は必要か(不要なら短時間型のほうが負担が軽い)
  • 雨の日でも濡れずに乗り降りできるか
病院に併設のデイケアと、老健のデイケアはどちらがいいですか。
医療の後ろ盾を重く見るなら病院併設、将来の入所(ショートステイや老健入所)まで見据えるなら老健併設が便利です。リハビリの中身そのものは施設ごとの差のほうが大きいので、見学して決めてください。
本人が「運動は嫌だ」と言います。
目的を運動から外して考えてみてください。「風呂に一人で入る」「孫の結婚式に出る」といった目標に置き換えると、同じ運動でも受け止め方が変わります。目標を一緒に立ててくれる施設を選んでください。
費用がデイサービスより高いのはなぜですか。
医師とリハビリの専門職を置いているためです。回復の見込みがある時期はデイケア、維持が中心になったらデイサービス、という切り替えで費用を抑えられます。

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