施設を探しはじめたら、この順で進める

介護の窓口 編集部最終更新 2026-08-22

入院先から「退院後は施設で」と言われてから探し始めると、選ぶ余地がないまま決まってしまいます。

条件を先に決める

見学から始めると、行った先ごとに気持ちが動いて決められなくなります。先に決めておくのは、通える場所、出せる金額の上限、医療の必要度、認知症への対応、看取りまで居られるかの5つです。

出せる金額は「今ある貯金」ではなく「毎月いくらまで、何年続けられるか」で考えます。 年金と貯金の取り崩しで何年持つかを先に計算しておくと、無理な契約を避けられます。

種類を絞る

介護保険の施設か、住宅として借りる形かで、費用も入りやすさも変わります。要介護度が高く費用を抑えたいなら介護老人福祉施設、退院直後で在宅復帰を目指すなら介護老人保健施設、認知症で少人数を望むなら認知症対応型共同生活介護、というように条件から種類が決まります。

種類が決まらないうちに紹介会社へ相談すると、その会社が扱う施設の中から選ぶことになります。 先にケアマネジャー地域包括支援センターに、種類の当たりを付けてもらってください。

候補を洗い出す

市区町村の窓口、地域包括支援センター、ケアマネジャー、介護サービス情報公表システム、このサイトの市区町村ページ。複数の入口から集めてください。 1つの経路だけだと、その経路に載っていない施設が最初から候補に入りません。

見て、読んで、決める

  1. 候補を3か所ほどに絞る
  2. 見学する(本人も一緒に行けるなら行く)
  3. 重要事項説明書と契約書を持ち帰って読む
  4. 費用の総額を、月額と一時金の両方で書き出して比べる
  5. 申し込む。入れなかったときのために複数へ出しておく
その場で契約しないでください。 一時金の額が大きい施設ほど、後戻りが難しくなります。持ち帰って家族で読む時間を取らせない事業者は、それ自体が判断材料になります。
紹介会社を使ってよいですか。
使って構いませんが、多くは施設側から手数料を受け取るしくみです。その会社と契約していない施設は紹介されません。公的な窓口と併せて使ってください。
本人を見学に連れて行くべきですか。
可能なら連れて行ってください。本人が見た場所と、知らないうちに決められた場所とでは、入ってからの落ち着き方が違います。難しい場合は写真や動画を持ち帰る方法があります。

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