入居してからのほうが長い。家族に残る役目

介護の窓口 編集部最終更新 2026-08-22

「これで一段落」と思ったところから、別のかたちの関わりが始まります。

最初の1か月

環境が変わった直後は、食欲が落ちたり、混乱が強くなったりします。多くは数週間で落ち着きます。 ここで慌てて連れ戻すと、本人にとって移動が2回になります。

ただし、明らかにやせた、傷がある、薬が変わったのに説明がない、といったときは別です。 遠慮せずに聞いてください。

伝えることが役に立つ

職員はその人の昔を知りません。好きだった食べ物、してきた仕事、機嫌が悪くなる場面、呼ばれ慣れた呼び方。 家族しか知らないことを伝えると、関わり方が変わります。

気づいたことは、その場で担当者に言ってください。 溜めてから苦情として出すより、小さいうちに伝えたほうが直ります。言いにくいときは、施設の相談員やケアマネジャーを通す道があります。

続く実務

  • 衣類・日用品の補充と、名前の付け直し
  • 月々の請求の確認(前月と比べて増えていないか)
  • 医療の判断への関わり。受診の付き添い
  • 要介護認定の更新、区分変更
  • 年金・保険・税の手続き
費用の請求は毎月見てください。 日常生活費やおむつ代は月ごとに動きます。説明のない項目が増えていたら聞いて構いません。

ケアプランは施設でもある

施設のケアマネジャーが施設サービス計画を作り、定期的に見直します。家族はその話し合いに加われます。 「何もしないで座っている時間が長い」「風呂の回数を増やせないか」といった希望は、この場で伝えます。

面会が減ると分かりにくくなる

顔を出す回数が減ると、変化に気づけなくなります。 短くても定期的に行くほうが、たまに長く行くより届きます。遠方なら、電話やビデオ通話で様子を聞く形を決めておいてください。

職員に差し入れやお礼をしてよいですか。
受け取らない決まりの施設が多くあります。断られたら食い下がらないでください。伝えたい気持ちは言葉で伝わります。
本人が「帰りたい」と言い続けます。
入居直後によくあることです。否定も約束もせず、話を聞いてください。長く続く場合は、環境が合っていない可能性もあるので、職員とケアマネジャーに相談してください。

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