定期巡回・随時対応型とは?24時間の短時間訪問と月額の仕組み

介護の窓口 編集部最終更新 2026-08-21

1回に長く来てもらうより、短くていいから1日に何度も来てほしい。在宅の介護を続けていると、そう感じる時期があります。定期巡回・随時対応型は、その形に合わせて作られたサービスです。

定期巡回・随時対応型訪問介護看護とは

1日に複数回、短い訪問(5分から20分ほど)を繰り返しながら、24時間いつでも通報を受け付けるサービスです。介護と看護が一つの事業所にまとまっているのが特徴で、ヘルパーだけでなく看護師も関わります。

住んでいる市区町村の事業所しか使えない「地域密着型」にあたります。

4つの役割がひとまとまりになっている

  • 定期巡回:決まった時間に短く訪問する(起床、食事、服薬、トイレ、就寝など)
  • 随時対応:通報を受けて、電話で相談に乗る
  • 随時訪問:必要と判断されたら訪問する
  • 訪問看護:看護師が体調を確認し、必要な処置をする

費用は月ごとの定額

このサービスの大きな特徴は、何回訪問しても月の料金が変わらないことです。要介護度と、看護を含むかどうかで金額が決まります。

1か月あたりの目安(1割負担・看護を含む場合)
要介護度目安(1割負担・月)
要介護1約8,300円
要介護2約13,000円
要介護3約19,800円
要介護4約24,600円
要介護5約29,800円
1単位を10円として計算した目安です。お住まいの地域や事業所の体制によって同じ1割負担でも金額は変わり、初めて使う月は加算が付くこともあります。正確な金額は、担当のケアマネジャーか事業所にご確認ください。 看護を含まない場合はこれより安くなります。

訪問の回数を気にせずに済むのが、家族にとっては大きな違いです。訪問介護のように「1回いくら」で積み上がらないため、呼ぶことをためらわなくてよくなります。

訪問介護・訪問看護との違い

定期巡回・随時対応型訪問介護+訪問看護
費用月ごとの定額訪問1回ごとに加算
1回の時間短い(5分から20分)20分から1時間半
夜間・深夜含まれる加算が付く
介護と看護の連携同じ事業所の中でつながる事業所どうしの連絡が必要
使える地域住んでいる市区町村のみ制限なし

向いている状態

  • トイレの介助が1日に何度も必要
  • 薬を飲む時間を守れず、そのつど誰かの声かけが要る
  • 一人暮らしで、朝と夜に安否を確かめたい
  • 医療的な処置と介護の両方が必要
  • 施設への入居を考えているが、もう少し家で続けたい
反対に、1回にまとまった時間の介助が必要な場合(入浴介助など)は、訪問介護のほうが合います。組み合わせて使うこともできます。
訪問介護と同時に使えますか。
原則として同時には使えません。このサービスの中に訪問介護にあたる部分が含まれているためです。通所や福祉用具、ショートステイとは組み合わせられます。
事業所が近くにありません。
全国的にまだ事業所の数が少ないサービスです。住んでいる市区町村にない場合は使えないため、夜間対応型訪問介護や、訪問介護と訪問看護の組み合わせで代えることになります。
月の途中から使えますか。
使えます。日割りの計算になります。

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