定期巡回・随時対応型の選び方!訪問回数と看護体制の確かめ方
月ごとの定額なので、事業所によって「どれだけ来てくれるか」に差が出ます。契約前に、1日の訪問回数と、増やしたいときの決め方を確かめてください。
1. 1日に何回来るかと、増やせるか
定額である以上、事業所としては訪問を減らしたいという力が働きます。「今の状態だと1日に何回くらいになりますか」と具体的に聞き、状態が変わったときに回数を増やせるかも確かめてください。
契約書に回数が書かれていない場合は、ケアプランに「1日3回、朝・昼・夜」のように書き込んでもらってください。書面にあると、後から相談しやすくなります。
2. 看護師がどう関わるか
- 自社に看護師がいるか、外部の訪問看護ステーションと組んでいるか
- 看護師が訪問するのは月に何回くらいか
- 夜間に看護師へ相談できるか
外部と組む形(連携型)でも問題はありませんが、連絡の速さは自社に看護師がいる形(一体型)のほうが有利です。
3. 通報を受ける窓口の質
| 確かめること | なぜ大事か |
|---|---|
| 電話に出るのは誰か | 看護師が出るなら、その場で判断してもらえる |
| 自社の職員か、委託か | 本人の状態を知っている人が出るかどうかが変わる |
| 到着までの目安 | 夜間に呼んだときの現実的な待ち時間が分かる |
| 呼びすぎを注意されないか | 遠慮して呼べなくなると、仕組みが働かない |
4. 短い訪問で何をしてくれるか
5分から20分の訪問で何ができるかは、事業所の考え方によって差が出ます。おむつを替えて帰るだけの訪問と、水分をすすめ、部屋の様子を見て、記録に残す訪問とでは、意味が違います。
5. 家で続けられなくなる時期を、一緒に見てくれるか
このサービスは「在宅で粘る」ための仕組みですが、限界は必ず来ます。施設への移り時を隠さず話してくれる事業所は、家族の味方です。「そろそろ難しいかもしれません」と言われたときこそ、正直に見てくれている証拠だと受け取ってください。
- 思ったより来てくれません。
- まずケアマネジャーに相談してください。ケアプランの内容と実際の訪問が食い違っている場合は、事業所へ是正を求められます。改善しなければ事業所を変えられます。
- 費用が高いように感じます。
- 訪問の回数で割ってみてください。1日3回の訪問を訪問介護で組んだ場合と比べると、要介護度が高いほど定額のほうが安くなる傾向があります。
- デイサービスと併用できますか。
- できます。通所に行った日は訪問の回数が減るため、費用は変わりませんが、家族の負担は軽くなります。