高齢者向け配食サービスの選び方!比べる8つの点
配食サービスは、味が合わなければ続きません。まず試食してから決めてください。そのうえで、比べる点は次の8つです。
1. まず試食する
ほとんどの事業者が試食に応じています。2社か3社を試して、本人に選んでもらってください。本人が選んだものは続きます。
2. 食形態が合うか
- かむ力・飲み込む力に合った形態を用意しているか
- 途中で形態を変えられるか(状態は変わります)
- 医師から指示がある場合、その指示に沿えるか
- 見た目が食事らしいか(ミキサー食でも形を整えている事業者があります)
3. 手渡しか置き配か
| 手渡し | 置き配 | |
|---|---|---|
| 安否の確認 | できる | できない |
| 留守のとき | 持ち帰りか再配達 | 置いていける |
| 本人の負担 | 応対が必要 | なし |
| 向いている人 | 一人暮らし、見守りが目的 | 日中に用事が多い |
見守りを目的にするなら手渡し一択です。応答がなかったときに誰へ連絡するかを、申し込みのときに決めておいてください。
4. 休みやすいか
- 前日までに連絡すれば止められるか
- 長期の入院や旅行で数週間止められるか
- 止めているあいだの費用がかからないか
- 曜日を決めて頼めるか(デイサービスの日を外すなど)
5. 料金の総額
1食の値段だけでなく、1か月の合計で比べてください。配達料、容器代、キャンセル料が別にかかることがあります。
| 確かめること | 聞き方 |
|---|---|
| 1食いくらですか | 食形態ごとの値段 |
| 配達料はかかりますか | 地域や回数で変わることがある |
| 1か月でいくらになりますか | 週の回数を伝えて出してもらう |
| 支払い方は | 口座振替、現金、クレジットカード |
6. 市区町村の助成が使えるか
助成は「指定された業者」に限られることが多くあります。先に市区町村の担当課へ問い合わせて、対象の業者を教えてもらってから選ぶと無駄がありません。
7. 配達の時間帯
- 何時ごろに届くか(夕食が15時に届くと早すぎることがあります)
- 時間の希望を聞いてもらえるか
- 遅れるときに連絡が来るか
- 土日祝も配達があるか
8. 家族への連絡
離れて暮らしているなら、様子を知らせてもらえるかを確かめてください。「今日はお元気そうでした」の一言が届くだけで、家族の不安はかなり減ります。
配食サービスは介護保険の指定事業所ではありません。ケアマネジャーが手配するものではないので、家族が直接申し込むことになります。ただし、どの事業者があるかはケアマネジャーが把握していることが多いので、相談してみてください。
- 毎日でなくてもいいですか。
- 週に1回から頼める事業者が多くあります。デイサービスで昼食が出る日は外す、家族が行く日は外す、といった組み立てができます。
- 容器はどうしますか。
- 使い捨ての事業者と、回収する事業者があります。回収型は次の配達のときに引き取るので、洗って出しておく必要があります。本人にできるかを考えてください。
- 味が濃い、薄いと言われました。
- 事業者を替えるか、同じ事業者の別の献立に変えられるか聞いてください。高齢者向けは塩分を抑えているため、薄いと感じる人が多くいます。