夜間対応型訪問介護の選び方!通報から到着までを確かめる
夜のサービスは、日中のサービスと見るところが違います。「呼んでから、どれくらいで、誰が来るのか」。ここがはっきりしない事業所とは契約しないでください。
1. 通報してから到着するまでの時間
いちばん大事な数字です。「おおむね30分以内」と答える事業所が多いのですが、実際にはその晩に何件を抱えているかで変わります。「これまでで一番かかったときはどれくらいでしたか」と聞いてみてください。
2. 夜間に何人が動いているか
- 夜のあいだ、地域全体で何人のヘルパーが動いているか
- 同時に2件の通報が入ったらどうするか
- 通報を受ける窓口は自社か、外部に委託しているか
3. 救急車を呼ぶかどうかの判断
夜間に起きるいちばん重い場面です。判断の基準があるか、判断したあと家族にいつ連絡が来るかを確かめてください。離れて暮らしている場合は、「救急車を呼ぶ前に必ず電話がほしい」など、こちらの希望も伝えておきます。
4. 鍵の預かり方
本人が玄関まで出られない状態なら、事業所が鍵を預かることになります。保管の方法(金庫か、キーボックスを玄関に付けるか)、誰が持ち出せるか、紛失したときの取り決めを、書面で確かめてください。
5. 昼のサービスとの引き継ぎ
- 日中の訪問介護やデイサービスと、記録を共有しているか
- 夜に気づいたこと(眠れていない、水分をとっていない)をケアマネジャーに伝えているか
- 同じ会社が昼夜そろえている場合、その利点をどう生かしているか
6. 家族の眠りを守る設計になっているか
夜間のサービスを入れる目的は、本人の安全と同じくらい「家族が眠れること」にあります。通報が家族の携帯にも同時に鳴る設定は、安心な反面、結局起きてしまうことにもなります。どの範囲を事業所に任せ、どこから家族に知らせるかを、最初に決めておいてください。
- 費用が高く感じます。
- 訪問の回数で計算すると割高に見えますが、「呼べる状態を保っておく」ことに対する費用でもあります。家族が仕事を続けられるか、介護のために辞めるかを分ける場面もあります。
- 実際にはあまり呼ばないかもしれません。
- 呼ばずに済む月があっても構いません。数か月使ってみて必要がなければ、いったん外して通所やショートステイに振り替えることもできます。
- 認知症で、ボタンを押せるか不安です。
- 押せない前提で、定期巡回の回数を増やす組み方をします。ボタンを押せるかどうかは契約前に一緒に試させてもらってください。