地域密着型特定施設の選び方!小規模ゆえに確かめたい点
小規模な介護付きホームは、職員の顔ぶれがそのまま暮らしの質になります。見るところは、大きな施設とは少し違います。
1. 職員の人数と、休みが出たときの体制
29人以下の施設では、職員が数人休むだけで回らなくなります。「夜勤は何人ですか」「急な休みが出たときはどうされますか」を必ず聞いてください。
2. 医療との連携
- 協力医療機関はどこか。往診はあるか
- 看護職員は何時から何時までいるか
- 夜間に体調が悪くなったときの流れ
- 看取りをした経験があるか
3. 費用の内訳を紙でもらう
月々にかかるものを1行ずつ書き出してもらってください。おむつ代、日用品費、通院の付き添い代、理美容代が別に積み上がることがあります。
4. 退去の条件
| 確かめること | 聞き方 |
|---|---|
| 入院したらどうなるか | 「何日入院すると契約が終わりますか」 |
| 医療的ケアの限界 | 「たんの吸引が必要になっても住み続けられますか」 |
| 費用が払えなくなったら | 「滞納した場合の扱いはどうなりますか」 |
| 次の行き先 | 「出ることになったとき、探すのを手伝ってもらえますか」 |
5. ほかの入居者の顔ぶれ
20人ほどで暮らすので、合わない人がいると逃げ場がありません。見学のとき、居間で過ごしている人の様子と、本人が入ったときになじめそうかを見てください。
6. 住民票の手続き
別の市区町村から入る場合は、住民票を移す時期と手順を市区町村の担当課と施設の両方に確かめてください。順番を間違えると入居が遅れます。
7. 体験入居
小さな施設ほど、合うか合わないかがはっきり出ます。1泊でも試してください。食事の時間の様子と、夜の静けさを本人に感じてもらうのが目的です。
- 設備が古いのですが大丈夫でしょうか。
- 建物の新しさと暮らしの質は別です。手すりの位置、トイレの近さ、段差の有無といった実際に使うところを見てください。
- 経営が続くか心配です。
- 開設から何年か、入居率はどれくらいかを聞いてください。運営する法人がほかにどんな事業をしているかも参考になります。
- 通常の介護付き有料老人ホームと迷います。
- 設備と選択肢の多さを取るなら通常の施設、顔ぶれの近さと家庭に近い雰囲気を取るならこちらです。両方見学して、本人の反応で決めてください。